しっかり磨いているのに虫歯ができたり歯茎から出血するのは磨き残しが原因かもしれません
ポイントを抑えて磨くことで短い時間でもきちんと磨くことができます。
大切なのは磨き残しが多い場所を把握することです
磨き残しが多い場所は大きく分けて2箇所です。その他にも利き手によって左右差があることもありますので詳しくは歯医者さんで聞いてみましょう。
磨き方のポイント
歯についた汚れ(歯垢)は付いた当初は非常に柔らかいため、強く擦らずともブラシが正しく当たっていれば簡単にとることができます。
以下のポイントを抑えて効率良く磨きましょう。
①歯ブラシの当て方
歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)をめがけてブラシを当てます。この際柔らかい歯ブラシを使うことで歯と歯の隙間にもブラシの毛が入るのでなるべく柔らかめの歯ブラシを使うようにしましょう。
②歯ブラシの動かし方
細かく横に振動させます。一本ずつ5往復くらい磨くと良いでしょう。この際、大きく動かしてしまうとくぼんでいる歯と歯の隙間を磨くことはできませんし、歯や歯茎の出っ張っている部分のみを強く擦ることになり、傷める原因となります。目安としてはシャカシャカと音がすると動かしすぎの傾向がありますので気をつけましょう。
③磨く順序
利き手や歯並びによって磨きやすい部分と磨きにくいは各々違ってきます。順番を決めることで磨きにくい部分もしっかり磨くようにしましょう。
歯をほっぺたの側面(唇頬側)とベロの側面(舌側・口蓋側)と咬む面(咬合面)の3面に分けて、奥の歯から逆側の奥の歯まで一筆書きのように磨くと良いでしょう。
ただし歯と歯の間の汚れは歯ブラシでは100%除去することができません
必要に応じてデンタルフロスや歯間ブラシを使用すると良いでしょう。お口の状態に応じて適した器具やそのサイズは異なりますので歯医者さんに相談してみましょう。