当院で小児マウスピース矯正を取り扱い始めて一年が経ちます。
この治療のメリットとしては口の機能をうまく発揮することで歯並びのみならず顔貌や呼吸、発音、食べ方まで改善する点です。
子供には成長する力がありますが、正しく成長する為には口の周りの筋肉や舌の使い方や呼吸の方法が正しい必要があります。
特に舌の使い方に関しては大人でも今までも一定数問題がある、正しく使えていない方がおり、後から歯並びが崩れてきたり（舌突出）、歯軋りや噛み締める癖により歯や歯茎、あごに問題が出る（低位舌）ことがあります。
またそれ以前に歯並びや噛み合わせに問題があることも多く、正しく歯並びや噛み合わせを成長させるには舌を始めとした口の機能の発育が大切か考えさせられます。
三つ子のたましい百までと言いますが一度癖づいた筋肉や舌は大人になってから直すことは実は難しいです。
その点子どもは適応する能力に優れ、成長する余地が残っています。
当院でも早い子だと4歳から始めています。
もちろん早くから治療すれば良いわけではないですが、必要な時期や適している時期を逃してしまうとこの治療法は効果が薄くなってしまいます。
まずは定期的な歯科の受診をし、問題を見逃さないことが重要です。
軽度であれば生活習慣などで気をつけられる事から改善できると思いますし、それでも問題が改善しない場合は時期を逃さず治療へ移行出来ればと思います。
もっと詳しい特徴や他のマウスピースタイプの装置との違いなど詳しく話すとキリがないのでこれくらいにしておきます。
もしご興味がありましたら矯正についてのご相談につきましては別途費用などは頂きませんのでお気軽にご相談下さい。
公式のホームページがありますのでご興味のある方はプレオルソで検索、もしくはhttps://こども歯ならび.com/をご覧下さい。
他にも歯並びや子どもの検診についてのコラム記事を書いていますのでご興味があれば是非ご覧下さい。
